帰化申請に要する期間

帰化申請に要する期間

帰化申請によくある質問の一つが、帰化申請の許可が降りるまでにどのくらいかかるか?ということです。

本章では、行政書士にお願いするのではなく、自分で申請した時に、帰化するまでどれくらいの期間がかかるかを紹介します。

申請を出してから帰化の許可がおりるまで、10ヶ月〜1年ほどが目安です。しかし、申請を出すことそのものにも長い時間がかかります。その申請をするまでの期間も含めてご紹介します。

目次

帰化申請について法務局に相談する

帰化申請について相談する時は法務局に予約の連絡をします。役所ですので平日の昼間しか訪問できませんが、まずは相談をしに行かないと始まりません。

法務局によってすぐに予約可能なところもあれば、なかなか予約の取れないところもあり、さまざまです。予約ができないとそれだけ帰化許可までに時間がかかることになります。

法務局では帰化条件や必要書類などを教えてくれますが、その書類は非常に多くなるので1回だけの相談では足りないことも多いです。その場合は何度も相談をしに行くことになります。

必要書類の取得

必要書類の取得には、それぞれ種類や量が異なるのではっきりとはいえませんが、余裕を持たせておおよそ1〜2ヶ月くらいはかかると思っておいたほうが良いです。

必要書類は種類によって、それぞれの役所に取得申請にいきますが、必要書類を出してもらうのに時間がかかる場合もあります。また、必要書類を揃えるまでに、法務局に何度も相談に行くことも少なくありません。おおよそ1ヶ月くらいをみておいたほうが良いでしょう。

帰化申請のための書類の作成

必要書類の取得が終わったら、帰化申請のための書類をつくります。もちろん、必要書類の取得と同時並行でおこなっても大丈夫です。

帰化申請をする時に作成して提出する書類はなんと13種類にものぼります。もちろん状況によって、さらに増えることもあります。

作成書類はそれぞれ書き方があり複雑です。間違えると当然ながら申請できません。間違えてからは上書き修正ができない書類なので、十分注意が必要です。

帰化申請書類の最終チェック

法務局では事前に申請書類などのチェックがある場合もあります。

帰化申請の面接

法務局に申請書類を提出し、受付が完了したら、1〜2ヶ月後に担当者から連絡があります。再度、法務局へ行き面接を受けましょう。

審査

審査には長い時間がかかります。審査期間はおおよそ10ヶ月くらいをみておいたほうが良いですが、1年以上かかることもあります。

申請の許可

帰化申請が通ったら直接連絡がきます。

帰化申請に要する期間について

ここまで帰化申請にかかる期間についてご紹介してきました。

書類を準備して申請する書類を作る:1ヶ月

申請してから面接まで:2ヶ月

帰化申請の許可がおりるまで:10ヶ月

全て合わせると、13ヶ月になります。

今回は、法務局との相談や必要書類の取得。申請のための書類作りや面接が滞りなく進んで、比較的早めに審査がとおる場合です。追加書類や確認、審査で時間がかかれば13ヶ月年以上かかるということになります。

法務局との面接や帰化申請の審査の期間を短くすることはできませんが、書類の準備や申請書の作成などは、専門家である行政書士にお願いすれば、自分で申請するよりも時間を短縮することができるかもしれません。

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